脳腫瘍とは
脳にできる腫瘍の総称です。良性から悪性のものまで様々な種類があり、予後も異なります。また小児と成人では、種類や発症部位に違いが見られます。
大人は、人口10万人に12人の割合で発症するといわれ、小児は10万人に1人と推定されています。
脳組織自体から発生する原発性脳腫瘍と、他の臓器のがんが脳へ転移してきた転移性脳腫瘍の2種類があります。
腫瘍ができた場所、大きさ、種類、および悪性度によって治療法を選びます。治療方法には、手術、放射線療法、化学療法などがあり、脳外科だけでなく様々な診療科の協力が求められる集学的治療が必要となる場合が多くあります。
また成長途中の小児の場合は、治療方法の決定は複雑で難しく、他の専門分野の医師の協力が必要な場合もあります。
数多くある脳腫瘍の正確な診断と一つひとつの性質にあわせた治療法が必要であり、それによって予後が大きく変わる場合もあります。
脳腫瘍の種類
脳腫瘍の種類はとても多く、頭蓋内に発生するあらゆる新生物が「脳腫瘍」ということになります。
・原発性脳腫瘍別発生頻度は神経膠腫が最も多く、次いで髄膜腫、下垂体腺腫、神経鞘腫の順。
神経膠腫(Glioma グリオーマ)の中でも最も発生頻度が高いのは膠芽腫(glioblastoma),星細胞腫(astrocytoma),髄芽腫(medulloblastoma),乏突起膠腫(oligodendoroglioma)上衣腫(ependymoma)の順。また、混合神経膠腫(Mixed glioma)などもあります。
*腫瘍倍加時間(doubling time)とは:腫瘍が2倍になるまので時間
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